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Q&A

<DV加害をしてしまった方/DV加害者だと言われた方>

パートナーが事前面談に応じてくれない。あるいは、パートナーと連絡を取ることができない。それでも加害者プログラムに参加は可能か。

パートナーさんとも事前面談をさせていただくのが原則ですが、どうしても困難な場合は事情を考慮しますのでご相談ください。

自分は女性だが、加害者だと思う。加害者プログラムに参加できるか。

現在の加害者プログラムは男性加害者のみが対象です。実際には被害者なのに加害者と思わされている女性は少なくありません。まずは一度、面談(1時間・6000円)をさせていただきたいと思います。

仕事の関係で、毎週末、決まった日時のプログラムに出席することは難しいが、それでも参加可能か。

原則、毎週の参加をお願いしています。お仕事やご家庭の事情に関しては個別にご相談に応じます。とにかく継続的に参加していただくことが重要です。また、土日の3つのグループのうち、基本はどれか一つのグループに固定で入っていただきますが、週によって臨時で別のグループへの参加も可能です。

発達障害あるいはその傾向があるが、プログラムに参加可能か。

グループでのやり取りに支障が無ければ可能です。発達障害などのメンタルな問題はDVの原因ではありません。必要であればプログラムと並行して治療や相談などをお受けください。アルコールや薬物の問題についても同様です。

参加費の支払い方法は。

事前面談の面談料からになりますが、事前振込みをお願いしています。プログラム参加費(1回3,000円)は、毎回3,000円ずつでもいいし、何回分かまとめてお振込みいただいても構いません。

個人面談形式での加害者プログラムは無いのか。

当団体では行っていません。グループで学ぶことによって効果があるからです。

<DV被害を受けた方/パートナーを加害者プログラムに参加させたい方>

DV加害者であるパートナーとはもう関係を続ける気はない。でも子どものため、相手方には加害者プログラムに参加してほしい。それは可能か。

可能です。加害者プログラムは、関係修復や家族再生のためのプログラムではありません。被害者であるあなたが安全・安心を確保し、自分の人生を歩まれるための支援の一環として行われるものです。

パートナーに加害者プログラムに参加してほしいが、怖くてとても言えない。あるいは、言っても受け入れてくれない。どうすればいいか。

多くのDV加害者は、「崖っぷち」に立たされないと自分を変えようとは思わないでしょう。ここで自分が変わらないと、パートナーであるあなた(と子どもたち)を失ってしまう、という危機感です。あなたの側にも覚悟が必要となります。「加害者プログラムに参加しなければ離婚(別居)」という「突きつけ」ができるかどうか。DV被害を受けたことの責任はあなたにはありませんが、この「突きつけ」ができるのはあなただけです。もし、まだそれだけの勇気や覚悟が持てないのであれば、まずはあなたが被害女性プログラムに参加するなどしてチカラをつけるという方法もあります。

もう離婚しているので、元パートナーが加害者プログラムに参加しようがしまいが、どうでもいい。私はもう関わりたくない。どうしても面談に応じなければいけないか。

できれば一度だけでも面談をお受けいただきたいと思います。プログラムは元パートナーのためというよりはあなた自身の支援ためのものです。そのための必要な情報をお伝えしたいのと、元パートナーが面談で話すことがあなたの被害体験とズレがあるかどうかを確認したいからです。

<周囲にDV加害者・被害者がいる方>

ストーカーの加害者もDV加害者プログラムの対象になるか。

元配偶者や元交際相手へのストーカー行為ならば、DV行動の一環である可能性が高く、別れる前にもDVがあったと考えられます。その場合はもちろんDV加害者プログラムの対象です。

LGBTQ+のカップルだが、加害者/被害者プログラムへの参加は可能か。

加害者・被害者それぞれの性自認・性的指向によって変わってきますので、まずは一度面談をさせていただいてから判断させていただきます。LGBTQ+専門相談員も務めるスタッフが対応します。

一般社団法人PROVE 東京都練馬区